「SF......かも？」を含む小説

まだ桜舞うソメイヨシノ——　「私、好きな人ができたんだ…」——　 父との死別から数年…、傷つき、荒れ、それでも幼馴染の少女　青春操《あおはる　みさお》に支えられ、時に叱られ、明…

超ブラック企業でこき使われてた俺は、やっぱりって言うか、過労で倒れ吹抜けロビーから転落、おっ死んでしまった。 そしたらいきなりジジイ神様が現れて、「不憫なお前を異世界に誘ってや…

これはtwitter上で展開された企画（継続中）、「#YYYYYファンアートキャンペーン」のリワードとして、ファンアートを提供してくれた方による以下のリクエストに応じて書いた短編…

日本のゲーム好き高校生が、マルデアという超魔法文明の星に転生した。 魔法を学びながら育つ中で、私はマルデアから地球に行く方法を知る。 だがマルデア人たちは地球を"野蛮な星"と認識…

世界が滅び、声だけが空に残った。 青年ナギは廃墟でラジオを続ける、名もなき放送者。 誰に届くとも知れぬ声を電波に乗せ、ひとりきりで語り続けていた。 ある日、空から墜ちてきたのは…

冬の大三角形を思い出しながら、わたしたちは屋上で星を見ていた。 掌編です。

いつかの車窓、見知らぬ駅、風吹き抜ける川辺、文明の痕跡に空高く聳える電波塔、街中の喧騒と孤独、人の往来とどこまでも続く街道、苔生す古道、雲掛かる峠越え……どこまで行っても果てが無…

【カクヨムコン11 短編】エントリー中 100%会話劇なので、何も考えずにサクサク読めます。 火星探査データを解析する深夜のコントロールルームで、同僚の男はぼやいた。 「ど…

妖怪が人間の文明のインフラに組み込まれてから、早何年。 俺が局長を務める羽目になっている“怪異運用技術開発局”は新たに人類が支配下に置いた妖怪を見つけては、文明の利器として有用性…

ある日、世界に突然現れた“黒スーツ”の集団。 彼らは言葉を発さない。ただひとつの行動しかしない。 ――触れる。 タッチされた人間は、その瞬間に消滅。 どこへ消えたのか、誰にも…

人類の安寧が約束された、「生存圏（レーベンスラウム）」。「ベールレンの壁」によって守られたそこは日々、完全自律型殺戮人工態《シグラス》による侵略を受けていた。 その脅威に立ち向…

核戦争後にふたり生き残った刑事と容疑者。ふたりの行末とは…。

いつからか、風の音が彼の声に似ている気がしていた。 思い出すでもなく、忘れるでもなく。 彼は、わたしの片手の中に、ただ在りつづける。 名を呼ぶたび、指先がかすかに震えて応える…

月から託された少年、カナタ――。 未知の力を秘めた月神子と、科学の知恵が交錯する時、未来は動き出す。 彼はまだ、自分の力と運命の全てを知らない。

シエンス共和国の科学者ベント・イニオンは、同僚リベールの暗躍によって戦争予定先のウィルド王国に国外追放となった。 このままでは大量破壊兵器でウィルド王国民とともに消されてしまう。…

二柱の女神星愛（ティア）と紗良（サラ）、力を失い―― 人として夢咲学園に再誕を遂げました。二十度もの死と転生を越え、ようやく平穏を手にした星愛と紗良。ある春の日、運命の人・澪（女…

Twitterで更新した140字小説まとめです。（無題投稿の作品にはタイトルを付け直しました）各話完結ですのでどこから読んで頂いても大丈夫です。メインのSF・ファンタジー系は別に…

サイバースペースを扱ったＳＦショートショート。 若い二十代の技術者は、ここが現実であることを確認するために太陽を見る。 太陽から降り注ぐ光は、まだ人類の技術では再現不可能だから…

時に銀河歴１４５０１年 またはほんの少し未来

初日で死にました。 ……はい、笑っていいです。 だけどその後、夢とか幽霊とか体育会系の亡霊に 「立て！」とか「根性！」とか言われて生き返りました。 夢を喰われる迷宮？ 敵は怪…