「ショート・ショート 短編」を含む小説

ある男の問いに答える者のお話です。 天才って、なんなんでしょうね。 才あるものが天才なら、得意なものがあったら、全員天才なのでしょうか？

世界中の捨てられた服が漂着する孤島「衣島」。 服の声を聴き、未練を解いて供養する男・紬は、消費の亡霊に呑まれながらも、自らの過去と罪に向き合う。 愛と記憶を解体し、やがて紡ぎ…

あなたは見抜けますか？ この斉藤、なんかおかしい。 ──…… ラノベ冒頭でよくある自己紹介のやつをやってみたかっただけなんです。 なのに……異世界に召喚される気配もなく、力に目…

毎日、毎日、怖い話してあげる。

姫宮るるなは、作品に恋をする。 誰にも理解されない感情を、甘い言葉で包みながら、 それでも「完成させる」という残酷な選択をやめない。 これは、愛してしまった創作者の話。

大学で出会ったふたりが、 空きコマや昼休みを並んで過ごすようになる。 特別に親密なわけではない。 意見を押しつけ合うことも、完全に理解し合うこともない。 それでも、 同じ体験…

即売会イベント帰りに燃やされた男の秘密とは。

亡き祖母が僕に残したのは、猫の絵のついた急須だった。 僕はその蓋を開ける。 ほっこりと、少し寂しいかもしれない短編です。

これは、とある男性の手記から抜粋したものである。 残虐かつ非道徳的な内容のため、閲覧に際しては注意されたし。 手記は以下の一文から始まる。 「私はゾンビだ」

魔法とはなにか。究極の魔法とはどのようなものか。最強の魔法使いは誰だったのかについての考察。 縦組みで読みやすいEpub版もあります。 https://kakuyomu.jp/…

平凡な会社員・雅人は、偶然口にしたガラスの欠片をきっかけに、「痛み」と「透明さ」に救いを見出す異常な快楽へと堕ちていく。恋人や医師によって一度は現実に引き戻されるものの、彼は安全…

SNSにアップした140文字以内の小さな物語です。 １話読むのに１分かからないはず。どっからでも読めます。 主に「140文字以内で小説を書けるかな？」という自主練習で書いているた…

　全国でチュパカブラの目撃が相次いでいる。 「ほんとにねぇ。怖いねぇ」 　該当インタビューでそう語る40代の女性。彼女は車で走行中に野良猫の血を吸うチュパカブラを見てスマート…

昼休み、クラスメイトの優くんにスカートの中を見られたと確信した早紀ちゃんは、その事態を重く受け止める。そして放課後、早紀ちゃんは優くんの跡をつけ……。

少し不思議なショートショート集です。 （話の繋がりはございませんので、どこからでも読む事が出来ます。）

それは章タイトルよりも本文を短くしようと、 ただそう思った著者の執念で作られた物語だった

チェーンソー家当主、オースティン・チェーンソーは、 両腕にチェーンソーを具した、サイボーグであった。 エンジニアで、筋電具技師であるザクロ。 ザクロは、オースティンの両腕のチェー…

戦国末期、腐敗した主家に仕える若き武士は、盲目的な忠誠ではなく「万民の幸福」という普遍的な善に仕える道を選ぶ。辺境の領地で徳治を実践し、信頼と公正さによる統治を成功させるも、その…

長くいつ終わるとも知れない戦いを続ける東国と西国。両国はその戦いに終止符を打つべく、二人の少年を送り出した。 ※ノベルアップ+、カクヨム、小説家になろう、に同時掲載しています。