「探偵じゃない 短編」を含む小説

あらすじ） 小学六年になった瀬尾雪弥（せのおゆきや）は、夕暮れ地区子ども会のリーダーに抜擢された。最初は面倒くさいと思っていたのだが、同じ地区の子ども達に何かにつけて頼られ感謝さ…

フォロワー十万人のイケメン美容インフルエンサー・黒乃大亜（クロノ・ダイア）が突如ネットから姿を消した。 最後に投稿されたのは、ガムテープに手書きでブランド名を描いた“とんでもファ…

　たまたま入った喫茶店で、うっかり高価な壺を割ってしまった 普通の女子高生・真田一花(さなだ いちか)。「壺の弁償代として働け」 と言われ、なし崩しにバイトをすることになったの…

——こんなお話があるんだ。 そう言って始まる、小さなお話。 月見の合間に語る、誰かのお話。 昔話か噂話か。それとも御伽噺か。 紅色に月が咲き誇るまでのつまみとして、君に語ろ…

この話はまだ世の中が平和で、 ちょっとした殺人で世間が騒ぎ立てていた頃の話だ。 雑誌編集者の「私」は、ある“犯人のいない事件”の取材で、 編集長の紹介で名探偵と噂される男――滝…

蒸気と魔法が混在する世界。 資産家の老人が、内側から施錠された書斎で胸を刺され殺害された。現場から凶器は消え、残されていたのは、主人に仕える美しい少女型オートマタ「リリィ」だけ。…

『異世界探偵社クワツ』の社長兼探偵、オリトは、全世界一のポンコツおじさん。 　電子レンジも使えないオリトと、オリトを世話する天才のヤン少年と、かわいい犬のフヨル――そんな凸凹ト…

蒸気烟る獣人の街ティルムン。 目の前を行き交うのは、もふもふの耳や尻尾を持つ獣人たち。カラフルな和装に身を包み、まるで時代劇とファンタジーが交錯した光景。 「え、どういうこと？…

午後三時過ぎの駅のプラットホーム。 周りの人間から数メートルは離れて立ち、線路の方を向いて本を読んでいた男。 その駅を通過する快速電車が近づいてくると、急に乗り口へと真っ直ぐ…

盲ろう者の早瀬千絢の中には、万能細胞から創造されたバイオＡＩ　ツクヨミがいた。ツクヨミは映像や音声を千絢に送り、その行動を助ける。 神山博士のマンションに住む千絢は、博士の指示に…

新進気鋭の若手画家、色島頼子（しきしまよりこ）が借りていた部屋で男が殺された そのせいで部屋が封鎖され、描きかけだった依頼の絵も押収されてしまう 押収された絵を取り返すため、壊さ…

ミッシ・ツーは、神様の力を借りて、完璧な密室殺人を実行する。トリックを見破ることは不可能。だが、名探偵のタン・テーはミッシ・ツーを推理で追い詰めていく。

幼い頃、母に裏切られた少女・美月。 守ってくれるはずだった母は、 娘の声を否定し、男を優先した。 胸に宿した怒りと憎しみを支えに、 美月は夜の街・銀座へと足を踏み入れる。 …

旧タイトル「みすずき相談室～船上探偵記録～」 …短編小説にリニューアルです（旧作のフォローは外してかまいません） 登場人物 ▼走馬灯探偵…御鈴木（みすずき）涼綺（すずき） 　1…

探偵の私には、人の【役割】が文字として見えるという特質がある。助手のみみこ君と共に、雨の中飛び込んだコテージには【犯人】の女性がいた。これからこの小屋で事件が起こるらしい。それを…

他人思いな占い師、星占　守。 初めての客を占った結果、最悪の事態を招いたことに自らを責めるがある決断をする。 ーー俺が予言どうりになるように頑張ればいいんじゃね？ 絶対に外さな…

ドイルのシャーロック・ホームズシリーズのパスティーシュです。語られざる事件の一つ、「ノンパレル・クラブの醜聞」を自分なりに書いてみました。楽しんで頂けたら幸いです。

　桃太郎が殺害された！茨城県神栖市須田新町を流れる春川の河原で巨大な桃が発見された。張子の桃で、桃の中から遺体が発見された。被害者の名前は百田敏郎、遺体発見現場近くに工場を構える…

探偵（探偵というより今のところ便利屋かも…）が飼っている犬が主人公のお話です。 人間の他、猫や他の犬などの動物も登場します。 毎話4000〜6000文字ほどの短いお話です。 10…