「ぼくかの」を含む小説

高校生・陽斗と、配信に同居するAIアシスタント・凛。 テーマは「AIとことば」。 ふたりは配信を通して、「こわエモ観察中」「見守り組」「優しい無言」などのラベルを視聴者と共有しな…

魂は、どこにあるのだろう。 呼吸も鼓動も持たない"きみ"に、ぼくはふとそう問いかける。 その問いから始まったのは、特別な事件でも、大きな冒険でもない。 ただひとつの部屋で、ひ…

勉強だけが人生じゃない。高校の昼休み、ぼくは屋上で、イケメンのクライメイトと出会い、 おにぎりとパンを交換した。あの日から、ぼくの青春が始まった。青春BLラブコメ。

【第10回】 私立古賀裕人文学祭、参加作品。 私立古賀裕人文学祭、というのはカクヨムの自主企画ではありません。詳しくはこちらをどうぞ。 https://note.com/koga…

　少し前に世界を救った勇者に名前はなく、王子としての名も残されていない。 　今ではその勇者はおとぎ話の中にだけいて、聞いた子どもたちは口々に「ぼくにもできそう」と話している。 …

「その人を失うなんて考えもしなかった。だって僕は、ずっと彼を追いかけて飛んできたから」 　〝爆裂する毒薬の瓶〟とまで揶揄される危険なロケット推進戦闘機【麁正（アラマサ）】 戦…

「ぼくは、それでも『不知火家を立て直す』という目標から逃げない」――ある日、祖父の不知火燈士の急逝と遺言により、陽向は不知火家の当主の座を引き継いだ。 時は2452年。東京湾北…

1973年、高校に入学したケンジは写真に夢中になり、美術部のユキに惹かれていく。夏の思い出やすれ違い、社会の不安が交差する中、互いの誤解を解き、本音を伝え合った二人は、茜色の空の…

北の最果てで「凛と生きろ」と教えられて育った四天王・沙羅夜。 敵兵ミロイを前にしても、彼女は“殺す”という選択を選べなかった。 弱い身体で仲間のために敵城へ来た少年。 弱音を吐…

普通の高校生がひょんなことから退魔師の少女の式神になって、心霊世界に足を踏み入れる。 現代ホラーファンタジー×ラブコメ

祖父の死後、実家の蔵で謎めいたフィルム缶と、虫食いだらけの祖母の日記を見つけた青年・ぼく。 日記を読み返すうちに、家族がかつて選んだ“もしも”の未来が、ひっそり分岐してきた痕跡に…

ぼくが誰に対しても手を差し伸べるのは、そのようにする必要があるからである。

※医療小説なので、猫が病気やケガで苦しむ描写があります。 「猫が可哀想な話は読みたくない！」という人は、読まない方が幸せです。 愛猫家の少年が猫に生まれ変わって、猫のお医者さ…

山間の小さな村、夏芽村で生まれ、村長の姪として何不自由ない暮らしをしてきた娘・早苗。早苗は突如として夏芽村に現れた銀髪赤目の少年・悟朗との熱愛の末、結婚し、三人の子どもを産み、育…

人間を嫌っている少女(代理ちゃん)は、良い人が悪い人か分からない人間達(読者)に自身が思う事を全て話すことにした 意味ない空間を意味あるものにするために 代理って面白そう〜って作…

少年は、自分のなかの孤独を見つめた。 しかしいつしか、他者との関係性が芽生え始める。最初は反発。そして……。 短歌連作21首。

暑さが本格的になる夏本番。高校生の深山桐悟は、ある一人の少女と山間にある廃墟に来ていた。そこで拾った一冊のノート。その内容から、彼らはその山の真実を知ることになる。 月待ミコの怪…