実家の蔵で見つけた、古びた煙草「明星」。唇を通して肺に流れ込む、熱い煙と痺れるような毒。それは過去の因縁を吸い込み、自分という存在すらも消耗品へと変えていく、甘美で危険な儀式。古き家に宿る怪異と、一族の終焉を耽美に描き出した、極上の幻想短編です。
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