概要
ええい、ままよ。
とある冬の季節、水たまりの下で不思議な光景を見た。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!それもまた、異界への入り口なのだろうか。
二ノ前はじめ先生の書は、
カンバス一面に大きく絵を描くスタイルではない。
むしろ真逆で、広大なカンバスに不釣り合いの、緻密な赤い点を描くかの如くである。
これがこの先生のスタイルだ。読んだ人は、それを、『真っ白なカンバス』とは決して呼ばないだろう。
『赤い点』と呼ぶだろう。
物語の舞台は真冬。
気温も低く、暖房の効いたバイト先に急ぐ主人公が、通勤途中のガードレール下にできた水溜り、その水面下で助けを求める少女を見つけてしまったと言う物語である。
なぜ、そんなところに?
どうして、そんなことに?
彼女は、何者なのか!?
物語はそこには一切触れず、過不足なく不穏な空気と不気…続きを読む