概要

撤退のつもりが気づけば追加。切れるのは包丁じゃなく生活のほうだった。
金曜の夜、仕事の熱を冷ますために、俺はいつもの店へ入る。ボトルキープの水割り、気の利いた沈黙、増えていく“居場所ポイント”。だが、一時間を過ぎたあたりでボトルの底が見え、脳内の会計ソフトが起動する。明日は包丁を買うはずだった。撤退の段取りを組んだのに、優しさは逃げ道を塞いでくる。
  • 完結済1
  • 2,646文字
  • 更新
  • @aki_1020_fjm
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