第5話 「面白かったです」に何を付け加えるか
さてみなさん、レビュー職人への憧れは捨てられましたか?
結果的に、カッコいいことが書けたらそれで構いません。
しかしよく考えてください。
カッコいいことを書くことが目的でしたか?
レビューの目的を見失ってはいけません。
・作者に愛を伝える
・他の人におすすめする
作者にはどんな形でも伝わります。
おすすめの成功は受け取る側の事情もありますし、書店のPOPだって難しいのですから、ここは小細工無しで愛の一点張りでいきましょう!
♢
まず無意識にやっていると思いますが、「面白かったです」の感想に、
・なぜ
を加えてみましょう。
キャラが?
展開が?
オチが?
そして、「面白かったです」を、他の言葉に言い換えてみてください。
たとえば、「腹が破けるほど笑いました」とか「仕事で鬱々とした気持ちが晴れました」とか。
これだけでも、「具体的に書かれた感想」はいい感じになります。
♢
それじゃあ小学生の作文と変わらんばい!
\\\\٩( 'ω' )و ////
と思った人は、こちらに挑戦してみてください。
自分の感想、イマイチだなぁ……と思う理由は、「その感想を書いた人の氏名を、他人の氏名に変えても何ら違和感がない」からです。
あ? どーゆー意味だよ、って思いましたか?
私なら思います。
言い換えるとつまり、「個性が無い」のです!
いやお前、レビュー職人諦めろと言っておきながらいきなり個性出せとかハードル高いやろがい!
と、自分なら思うんですが、さっきの具体的感想レベルがイマイチなら次はもう個性の領域です。
もう一息個性的にするなら、
・他の人と被らない角度で書く
・表現を工夫する
・自分の具体的エピソードを書く
あたりが挑戦しやすいかと思います。
私がレビューを書くときの例ですが、
・他の方が書いてない良いところを書く
・感動を比喩や名作と比較して書く
・主人公と自分の共通点を書く
などしております。
・他の方、との兼ね合いは、レビューをチームで送っているようなイメージです。
一つのレビューで感動の全てを書くのは不可能です。
ならもう、自分より上手く書いている人にそこのパートは任せたと思えばwww
もちろん、被ろうが拙かろうが、書きたいことは書きましょう。
・比喩、比較などは、上手い下手があるかもしれませんが、いいじゃないですか、そう見えたんだから。
学校のテストじゃあるまいし!
・自分のエピソードは、あんまり長いと作者によっては嫌かもしれませんから端的に、が良いかなと。
でも私はこれこそ感想の醍醐味ではないかと思います。
自分が掘り起こされたわけですから、ちょっとした奇跡です。
こんなレールに乗った個性はもう個性じゃないんじゃ?と、もう一人の私が言ってますが、レビュー職人じゃないなぁ、と思うなら小さな個性の掛け算で大個性を生み出すのもアリだと思うんですよね。
と言いつつ、何度も確認しますが、愛があればダメな書き方なんてないと思います。
レビューを書くのがちょっと楽に、ちょっと楽しくなるかもしれない、って話です。
これからレビューをたくさん書いていきたいな✨という方へ 真白透夜@山羊座文学 @katokaikou
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