真白透夜@山羊座文学

１月生まれの千織さんと三島さんに捧げます。 　科学技術の進歩は、人間を神に近づけなどしなかった。 　ただ、人間がいかに不潔で、欠陥だらけの有機物であるかを暴き立てただけだ。 　…

自主企画参加用。

虹乃ノランさん主催の筆名由来エッセイ企画に参加しました。私が私であることを証明するのは難しい、みたいな感じです。多分。 この作品は以下の自主企画のために書き下ろしました。 【…

中央線高架脇の小さな刺青店。男は今日も、人の皮膚を彫っている。誰にも理解されない線を描きながら、ほんとうは誰かに見つけてほしい――そんな身勝手な願いを、必死に押し殺して。 そん…

12月1日ひとりアドベントカレンダーを始めるはめになった（白目）。 https://adventar.org/calendars/12378

この話は、某市役所の某市長を、決してモデルにしたものではありません。 あくまでも、何処にでも有りうる、空想・妄想の「ポエム」なのです。 で、これは、ラブホで、部下の女子職員と…

『【ジジイの奇妙な冒険】ＪＲに飛び込み自殺した日本のジジイは、北欧の王子から国王に生まれ変わり、「酒池肉林」を経て、遂に「世界平和」の為に立ち上がる。果たしてジジイの運命は如何に…

拙作『いまはここにいない君へ』『おとのはなし』からの３編に書き下ろし３編を加えた、筆者の少年時代の思い出を中心に描く短編エッセイ集です。

本が大好きだった僕にとって、祖父母が営む100年続いた書店は、少年時代のすべてであり、当たり前の日常だった。 高校生になったある日、祖父から告げられた「店を畳む」という一言。 …

爆発する人間、爆弾人間の話です。 この作品は以下の自主企画のお題『背後で爆発、振り返る』で書き下ろしました。 【エクスプロージョン！】 https://kakuyomu.jp…

AIと人間が書いた小説を見分けてみようという企画です。 ある企画に参加した都合上テーマは全て山田さんとなっていますがご了承ください。

吉田と山田。苗字ランキングは１１位と１２位。そのランキングはトップではないが上位である。しかし、トップではないが故、影は薄い。 とある吉田さんと山田さん二人が今、どちらが上なのか…

山田さん。それはどこにでもいそうな人。彼はただそこにいるだけである。

ある少しだけ運の悪い山田さんの話。 山田さんはひょんなことから世界を旅する。 運が悪いからと言って幸せでないとは限らない。

　私の本名は、逃げ場のない呪いのようなものだった。 　借金の督促、親の湿った溜息、かつての恋人が吐き捨てた「中身がない」という呪詛。 　それらすべては、私の名前を目掛けて飛んでく…

　　　　　　　　　　◆◆◆◆◆ 備中松山藩の財政を立て直した江戸時代のスーパー儒学者、 山田方谷（やまだほうこく）。その偉業の裏には、 愛する妻や家族の静かな支えがあった。 …

千織さんの自主企画『第二回企画主が言いたいことを言う企画』 https://kakuyomu.jp/user_events/822139839894694801 に寄せて。 テ…

山田の日にカコはミクに「山田のことを覚えてる？」と聞いた。

下記のための書き下ろし ◆千織さんの自主企画：テーマ「山田さん」 https://kakuyomu.jp/user_events/822139839894694801 ◆柴田恭…

女の子二人で階段を駆け下りる話です。 この作品は以下の自主企画のお題「山田さん」で書き下ろしたものです。 【第二回企画主が言いたいことを言う企画】 https://kakuy…

「企画主が言いたいことを言う企画 」千織@山羊座文学 さまに勝手ながら参加させていただきました。 古びた劇場の、古びた男女、汚れたノートとレコードのノイズ。 言葉は、それぞ…

千織さんの自主企画「企画主が言いたいことを言う企画」用の書き下ろし。 先着三名さま以上も受け付けていただけると小耳にはさみ。

　深夜バスで隣り合った、名前も知らない男女の一夜の物語。 　 　交わした言葉は、「ありがとう」と、「すみません」の、二言だけ。 　共有したのは、サービスエリアの、一本の煙草の煙だ…

千織@山羊座文学様の自主企画『企画主が言いたいことを言う企画』参加作品です。https://kakuyomu.jp/user_events/822139839476347579 …

タイムトラベル要素が出てくるのでSFなのかもしれない。ホラーにしておきます。

真白（千織）@山羊座文学さま企画に、参加させていただきました。 真白企画、レビューいただきました。 第10話　4『丘のうえの魔女。』 柊野有＠ひいらぎ様 https://kaku…

とある旅館に伝わる、冷たくて温かい昔話です。 姉妹作品です。こちらも併せてご覧ください。 【ともしびの湯】 https://kakuyomu.jp/works/1681809…

呼吸を止められたら三分。体温を奪われたら三時間。水を失ったら三日。そして食糧が尽きたら三週間で、人間は死ぬ。これを「三の法則」という。 第二回ディストピア飯小説賞、という公募企…

千織@山羊座文学さま主催の自主企画『第３回山羊座賞』によせて。お題は「仮面」。 https://kakuyomu.jp/user_events/82213983856573237…

マスクを被ったビジランテの通称：黒仮面。闇夜に紛れて悪漢と闘う彼のその素顔とは……。 千織@山羊座文学さん主催『第3回山羊座賞』応募作です。 https://kakuyomu.…

　保育園に息子を迎えに行った帰り道。 　『私』は車の中で息子にとある質問をされる。 　仮面がお題の作品が作りたくて書きました。 　比喩表現でごまかしている気がします。 …

「仮面と身体」著　吉田憲司 を参考に書きました。

「仮面」というお題で連想したお話です。 仮面ライダー愛の皆様も、ショッカー派の皆様も、どうぞよろしくお願い致します。 千織@山羊座文学様の自主企画 第３回山羊座賞の参加作品です…

退廃と淫靡な仮面舞踏会に彼女は足を踏み入れた。これが最後だからと言い聞かせながら―― 千織さまの第3回山羊座賞に参加させていただいています。 【第3回山羊座賞】 https:…

※エログロ注意／熱海のＳＭクラブの楽屋で５歳のわたしは田所さんのお尻をしこたま打ち付けた。愛は痛みか？痛みは愛か？受け継がれるマスクと女王の血脈。第３回山羊座賞参考作品。

猟銃、獣皮、そしてターミネーター。 終末の防災センターを名乗る作家、さくらの生は、獣のように自由だ。 その姿を見つめ続けた「私」が語る、儀式の記録。 彼らは、踊るたびに強くなる。…

とある会社の新入社員研修。「社会人としての心構え」について、淳弥と沙苗は若手社員代表として講師を任される。そんなもん知らんがな、そもそも「社会人」って何だよ、と適当に喋る淳弥だっ…

若い女の先生の家で男子生徒がとんでもないものを見てしまった話です。 この作品は以下の自主企画のお題「仮面」に参加しています。 【第３回山羊座賞】 https://kakuyo…

僕はこの町一番の役者だ。 舞台メイクを落とす時いつも躊躇する。これは仮面だ。仮の顔だ。落としてしまえば誰も拍手を贈ったりしない。 第３回山羊座賞参加作品です。よろしくお願いします…

理想と現実、理性と情、あなたが身に着けた仮面は？

舞台女優・藤原美月(26)は、観客を魅了する演技で成功を収めていた。だが楽屋の鏡に映る自分の顔が、いつも他人のように見える。化粧を落とすたび、「これが本当の私なのか」という疑問が…

仮面をつけた仮面として、彼は友人と話し合う。いつか仮面を取ることを夢に思って。

　仮面の国。そう呼ばれる国がある。この国は産まれてすぐに仮面を被せられ、死ぬその時まで仮面を取ることはない。 　そんな不思議な国に、私は降り立った。 　会社の命令で新しい取引先…

離婚して娘と離ればなれになった俺は、仮面をかぶって生きている。 作業員、清掃員、交通整理員―― いくつもの顔で、陰ながら娘を見守ってきた。 千織@山羊座文学様の自主企画「第３回…

地方の中堅大学に通う一年生の"私"は、周囲に秘密で仮面浪人をし、名門大学への入学を目指していた。 「私はここにいる人たちとは違う」——そう信じていたのに、奇妙で愛すべき文芸サーク…

あなたは今、本当の顔で笑えていますか？ 仕事ではデキる人、家ではいい娘、友達には気の利く人……。いくつもの『仮面』を使い分けるうちに、心がすり減って空っぽになってしまった主人公・…

「何か」を守るお話。 （2025.11.02） 描写を一部、修正。

千織さまによる自主企画 【第3回山羊座賞】 https://kakuyomu.jp/user_events/822139838565732373 参加用作品です。

樹里ちゃん――ウチのオカン・夏芽樹里とボクの話。 第３回山羊座賞参加作品です。