優しさの縁が巡ることを言語化した作品

人が苦しい時、困っている時に躊躇なく手を差し出せるというのは、自分も苦しい経験をして痛みがわかる人か、本当に心が温かい人のどちらかだと思います。

本作で主人公がなりたい「手」の持ち主は一定数世の中にいると社会に出てから感じます。
どうしてそこまで人に寄り添えるのだろうと感動すると共に、私もまた他の人にその優しさを返したいと思えるのです。

本作はそういった優しさの縁をうまく言語化した作品です。
詩的な描写も温かみがあり、素敵でした。