概要
カクヨムコン11お題フェス「手」と、柴田恭太朗様の自主企画【三題噺 #128】「旅」「支」「手」に参加。BLです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰も予想できない〝片腕〟の真相! 愛が狂気に変わる瞬間
ハル氏の『文字どおり片腕となって』は、愛情と狂気の境界線を静かに、しかし確実に踏み越えて行く物語でした。
大切な人を自分だけのものにしたいという想いが常軌を逸する様は、愛の名を借りた暴走にも感じられ、同時に、どこか哀しくもあります。
圧巻なのは、思いも寄らない形でタイトル回収が訪れることです。
読み進めるほどに「まさか……」という予感が胸をざわつかせ、真相が明かされた瞬間には背筋を冷たいものが走ります。
しかしながら、その衝撃は必ずしも唐突なものではなく、ふたりの軌跡により導かれた必然として成立している点が見事です。
腐女子も納得の素晴らしいBL作品・主従の物語です。
むしろ腐女子でない…続きを読む - ★★★ Excellent!!!愛するが故に
子供の頃から一緒に育ったも同然なオーエンと、将来族長になるべき期待を背負ったキアン。キアンは周囲の期待に応えるかのように、真っすぐ新緑の若木のように育っていく。
オーエンはある時、自分がキアンに抱くある想いに気づいて――。
えっ、えっ、えー!!と声が出ました。
オーエンの想いが重い…。
けれどどこか振り切っているからこそ、いっそ清々しさを感じてしまう。
ある種、狂気を孕んでいる想いなのかもしれない。これから先キアンはどうなるのか、オーエンはどうなるのか。
とても続きが知りたいと思いました。
オーエン、思い切りが凄くて、かえって拍手を送りたい…そんな不思議な気持ちになりました。
それはそれと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!この主従、問題がありすぎる……!!
主君を支える従者。
冒頭からの関係性を見ていると、オーエンは族長の子であるキアンを本当に大事に思っている人間なのかな、と感じさせられます。
同性なんだけれど、ちょっと危なっかしくて純粋な雰囲気もあるキアン。どことなく「アルスラーン戦記」のアルスラーン殿下と、それを見守るダリューンのような関係を彷彿とさせられました。
でも、そう思いながら読んでいくと、「あれ? オーエン? ……あれ?」となるような心の声がガンガン出てくるように。
さすがにダリューンがこんなこと考えてる設定あったら、ちょっと戸惑うかも? いやいや、それも割とアリか? と心の中で「アルスラーン戦記」の方に思わぬ飛…続きを読む