概要
「この物語に、彼女が救われる結末は書かれていなかった」
感情が魔力となり、強く想うほど世界を壊してしまう帝国がある。
その帝国を治める帝王アルヴェルトは、感情を捨てることを運命づけられた血を引いていた。
冷酷であることこそが、国を守る唯一の方法一一
そう教えられて生きてきた男は、一人の女性と出会い、初めて「愛」を知ってしまう。
穏やかで、強く、優しい皇妃ミレイア。
彼女と過ごす日々は、帝王としての在り方を静かに揺るがしていった。
だが、世界はそれを許さない。
抗えば抗うほど、同じ結末が、何度も、確実に近づいてくる。
決められた物語の中で、ただ一つだけ選び続けた男の記録。
ーー君が生きる結末だけを探して。
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