概要
ボクのわがままをきいてくれて、ありがと…
「色彩のきずな」未読でも楽しめます。パルフェ学園軽音学部の結成物語。メンバーそれぞれの視点で描かれる青春群像劇。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!誰かの物語ではなく、みんなで奏でるハーモニー
本作は、各キャラクターそれぞれの一人称で物語が進み、しかも全員が異なる事情や葛藤を抱えているという、非常に丁寧で緻密な構成になっています。
そのため読者は特定の一人だけではなく、メンバー全員に感情移入することができます。
「自分は誰に一番近いだろう」と想像しながら読む楽しさもあり、それぞれの立場や弱さに自然と寄り添える物語だと感じました。
また、ライブやセッションの描写は圧巻です。
音の重なりや呼吸の揃う瞬間が鮮明に描かれており、まるでその場で一緒に演奏を体感しているかのような臨場感があります。
文章でここまで“音”を感じさせる表現力に、強く心を動かされました。
私は軽音楽の経験はあり…続きを読む