サイバー大正時代に生きる口寄せ師(デジタル・イタコ)のやり切れない短編

冤罪事件を犯してしまった刑事さんが、無実の罪を着せ、獄中死させた犯人に許しを乞うため、口寄せ師(イタコ)を頼ってくる短編です。
ネタバレになるので避けますが、やり切れない気持ちにはなります。

「記憶とは、自正気を保つための装置」とかナントカ。
1話目にあった言葉に、まずは納得しました。

記憶として意識して取り出せるのは一部で、今の自分の存在を保証するなにかなのかもねぇと共感しました。

大正時代の、近代化の間にある時代×サイバー×イタコの絶妙なテイストのバランスが、個性的でセンスがあるなと思いました。

おもしろかったです

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