概要
孤独な魔女が幼馴染みとの思い出を胸に生きる、異世界ファンタジー。
あなたが咲かせた花だから、どうかどうか、枯れないで。
辺境に住む魔女のフィリアは、幼かった日の夢を見る。
幼馴染みの少年クライブが、フィリアのために魔法で花を咲かせてくれた時の夢だ。
しかし、目覚めたフィリアの傍にクライブの姿はなく、彼女の眼差しは冷たく凍っていた。
辺境に住む魔女のフィリアは、幼かった日の夢を見る。
幼馴染みの少年クライブが、フィリアのために魔法で花を咲かせてくれた時の夢だ。
しかし、目覚めたフィリアの傍にクライブの姿はなく、彼女の眼差しは冷たく凍っていた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!世界が色彩を取り戻す「祝福」の物語
辺境の村で暮らす、魔法使いの幼馴染、フィリアとクライブ。
氷の魔法で敵を討つフィリアと、花を咲かせる魔法を持つクライブ。
相反する魔法を持ちながらも、互いを認め合っていた二人。
けれど、復活した魔王によって村は破壊された。
あれから十年。生き残ったフィリアは、ひとり孤独に魔物を屠り続けていた――
冒頭の幸せな夢から一転、読み手は現実に引きずり出されます。
静かに語られるフィリアの孤独や後悔、そして諦念。
この瘴気漂うモノクロの世界は永久に続くのでしょうか。
彼女が、そして世界が待ち望んだ「祝福」とは何だったのか。
読み終えたあと、澄んだ風に吹かれているような幸福感に包まれる一作です。