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概要
驚かない身体で、風のほうへ行く。
三十六歳の中村樹(みき)は、岡山・倉敷で働きながら、ある日オートバイに乗り始める。
子どもの頃から身体は丈夫で、運動も得意だった。けれど、周囲が一瞬で身を固くする場面でも、彼女の身体は揺れない。その静かな違いを、樹は長いあいだ言葉にせずに生きてきた。
子どもの頃から身体は丈夫で、運動も得意だった。けれど、周囲が一瞬で身を固くする場面でも、彼女の身体は揺れない。その静かな違いを、樹は長いあいだ言葉にせずに生きてきた。
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