概要
都市の残響に、耳を澄ませろ。崩落の音はマンホールから。
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西暦2080年。日本列島の地下には「地霊管路維持機構」が張り巡らされている。
地霊の流れを調整する地管技師サイキとタカシは、都市の神経を歩く者だった。
夜の横浜、マンホールの蓋に刻まれた「あめ」は、天からの信号。
だが、都市は静かに崩れ始めていた。
信じることの危うさと、民族間の性質の違い、都市の再構築をめぐる戦い。
残響が都市に刻まれる。 崩落の音は、マンホールから届く。
ケチャップ色の甘い匂いが漂う、地下世界にいるものたち。
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「地霊管路維持機構《G.L.I.M.》」の敷かれた日本の世界と地下のものたち挿絵。
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