スポットライトの外で、彼女は既に舞台にいる。――彼女もまだ知らないまま
- ★★★ Excellent!!!
暗闇の中、一筋の光がその舞台に差し込んでいた。
その光が示す輪に、勇者、騎士、聖女、エルフの弓使いの姿があった。
誰もが特別な存在と思う。
誰もが輝かしい未来を願う。
そして――、すぐ傍らにいる彼女も。
一歩先――。
その光の輪の中に居ない彼女は、まだ自分を見ることができない。ただ、幼き頃に彼女の姉とつないだ手により、彼女は自分の役割を知る。
私は、――支える係だと。
第一章は、この物語のテーマをして示されている『関係性』について、とても美しく綴られて行く。
日常から危機を乗り越えた先にあるもの。――それは成長。
それを彼女は無自覚に言の葉を編む。第二章:討伐軍編、第三章:魔王決戦編と進む中で、彼女がどのような成長を遂げていくのか。
彼女は決意する。自らの足で、ーーその一歩を。
続きはご自身の目で確かめてください。