その傘を借りたら最後……

 本屋から出た一人の男性。しかし、外は大雨が降っています。止む気配はありません。
 傘を持って来ていなかった男性の視線の先に会ったのは店頭の傘立て。
 体の大きい彼は傘立てから一番大きな黒い傘を借りることにするのですが……。

 自宅まで豪雨のような雨の中を歩く男性ですが、雨水は彼の膝近くまで上がってきてしまいます。
 重量のある傘を持っているため、腕にも痛みが出てきたので持ち手を変えようとするのですが、その時遂に異変が起こります。

 雨の日に人様の傘を借りることが恐ろしくなるかも。
 ぜひご一読を!