一人の男性の行き着く先は――

 大企業の社長さんが主人公なのですが、彼は56歳という若さで病気で亡くなり、天国に続く門か地獄に続く門かのどちらへ行くかの順番待ちをしています。

 真面目に働き続け、家族も大切にしてきた彼が行くのはどちらの門なのか――。

 現代人が見落としがちになっている大切なことに気付かせてくれる、そんな作品です。

 ぜひ結末を、その目で確かめてみてください。

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