最弱職【荷物持ち】の俺が拾った三人の少女は、全員規格外でした

「悪いな、ルーク。Aランク昇格試験には戦闘要員しか連れていけないんだ」冒険者パーティ【蒼天の騎士】の荷物持ちとして五年間働いてきた俺、ルーク・レイフィールドは、そう告げられてパーティを離れることになった。まあ、仕方ない。俺のスキル【無限収納】は便利だけど、戦闘能力は皆無だ。試験に荷物持ちは必要ない。それは俺自身がよくわかっている。だから俺は気持ちを切り替えて、ソロで気ままに活動することにした。
——のだが。「お前、私の魔力を抑えられるのか……？ ついていく。絶対にだ」
「あなたが私の主……ずっと待っていました」
「助けてくれたお礼がしたいの。しばらく一緒にいてもいいかしら？」気づけば俺の周りには、魔王の血を引く少女、伝説の聖剣の精霊、元王女の剣士——三人の規格外な美少女が集まっていた。いや、…続きを読む