気兼ねなく隣に居られる存在

男女関係なく気兼ねなく一緒に居られる存在や場所って、大事ですよね。

親から受けた子供の頃の体験は、なんだかんだ大人になっても心に石みたいに鎮座してることとかありますが、この主人公の心にも石が居座っています。しかし、彼には心の中の石の存在を小さくしてくれる男友達が。ルームシェアをしている隼人との生活。

彼等の言葉の端々に、二人の関係性が『信頼』で繋がっているのが感じられ、それが押し付けがましくない程よい距離感で構築されているのが、とても心地よい。

何気ない日常の中の、人によっては「特別な日(クリスマス)」を切り取った、心地よく読めるブロマンス物語です。

ぜひ、ご一読ください!