血と祈りが交錯する──騎士と軍師と鬼公爵の戦記劇

華やかな凱旋の喝采と
処刑台に飛ぶ、石つぶて──

その狭間で揺れるのは
帝国の若き騎士と病弱な軍師
そして宗教国家を駆ける鬼公爵、ヴィラン

戦術と政治劇が綿密に絡み合い
誰もが誰かの駒にされていく世界が
静かな筆致でじわじわ喉を締めてくる⋯⋯

血と祈りと家族の物語の行き着く先を
ぜひ見届けたくなる一作です

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