筋肉×プロレス×異世界、プロレス好き+異世界好きならかなり刺さる

キャラクターが圧倒的に立っているのがよいです。
山田の筋肉を人格として扱う思考回路
空気を読まないマイクパフォーマンス
知性の低さと妙な誠実さの同居
が最初から最後まで一貫していて、「この人ならこう言う」「こう動く」が自然に想像できます。
僧帽筋がそう言っている
脊柱起立筋は俺に……そう告げた
あたりは、この作品の核になるギャグで、何度読んでも安定して笑えます。

すーさんが
メタ視点
現代的なネットノリ
適度な性格の悪さ
を持っているので、山田の暴走がきちんと“笑い”に収束しています。

単なる「筋肉ギャグ」ではなく、
マイクパフォーマンス
コーナーポスト
ダイビングエルボー
ヘアーホイップ
無制限一本勝負

など、実在のプロレス文化をちゃんと理解している文章なので、説得力と独自性があります。
プロレスを知らない人にも「なんか勢いがあって面白い」と伝わり、知っている人にはニヤリとできるバランスで楽しいです。