概要
落語協会主催「第22回 2025年度 落語台本・脚本募集」に応募していた作品を、カクヨム用に修正。
さらっと読んで、くすっと笑っていただくだけのモノでございます。どうぞ一席、お付き合いくださいませ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!SFと落語の見事な融和
SF的な話が落語と見事に合わさっていて、きょうたんさせられました。
絶対に遅れるなと言われていた朝礼。
しかし主人公はいつもより一時間早く家を出たのに、凍った道で滑って転んだり、電車が雪で遅れたり、改札が混んでたりして、結局、遅刻してしまう。
そんな不運な主人公が歩いている時に、声をかける者がいた。
それは易者だった。
主人公がいい客になるという占いが出て、声をかけたらしいが、主人公は彼を怪しく感じる。
そんな主人公に易者は占いが当たったら金を払いに来ればいいという。
それを聞いて主人公は占いをしてもらうことにするが、易者は自動占卜装置という珍妙なものを使って占いをしだ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!そうだよね、これは落語なんだよなあ、とひたすら頬が緩みました
SF(すこしふしぎ)でもあって、同時に落語でもある。この雰囲気がとても楽しい作品でした。
主人公は、道を歩く途中で占い師に声をかけられる。特に気にもしてはいなかったが、「金運」の卦が出ていると言われた直後、「ちょっとしたラッキー」が彼の身に起こる。
これは信憑性があるぞ、とその後も占い師のもとへ通うことになるが……。
この後どうなるのだろうと、先がとても気になりました。「金運」が絡んで「同じ柳の下のどじょう」を狙おうとする。
「定番としては何か痛い目を見そうなイメージもあるけれど?」なんてことも考えつつ。
そしてラストまで読み、「ああ、なるほど!」と頬が緩みました。
た…続きを読む - ★★★ Excellent!!!こ、れ、は、面白い! お見事!
創作落語の名人、山本倫木さんの、カクコン参加作です。
相変わらずの見事なお手並み。さすがと唸らされるベテランの仕事です。
これ、このまま落語の台本になりそうですね。
ネタバレがアレなんで、ストーリー紹介はちょっとにしておきますが、さえないサラリーマンの主人公が、あるとき易者に呼び止められ、「金は要らん。当たったら払ってくれ」と不思議なことを言い出します。
易者が、東芝のマークの入った、自動占卜(せんぼく)機で占いますと、あら不思議、そのとおりお金が儲かるでありませんか。
すっかり感心した、男は、上客となって毎日通うようになりますが。。「ん? あれ?」と気づいてしまうのです。
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