本編は母と子の愛と信頼、純真さ、健気さに胸を撃ち抜かれます。
涙が止まらない話が続いてしまうので人前では読めませんw
本編終了後は一転して明るい話になった後日談になるのでそれもまたいいですね!
ちなみにTSものは百合か精神的BLになるかどちらかの作品が一般的には多い印象ですが、こちらの作品にはそういう主人公の恋愛要素はありませんでした。
もうそういうの超越した、種族すら超える母性を持った主人公とそれに答えたい子供たち(エイリアン)というのがメインの話です。
なのでこういう内容だからこそTS苦手な人も気にせず読めそうだなと思います。TSはしていますが読んでて普通に女の子として読めたのでもしTSはちょっと…という人にも気にならないのではないかと思います。
侵略してきた宇宙人に拉致されて滅茶苦茶に魔改造されたTSロリがエイリアン繁殖実験の母胎にされた結果、復讐の鬼と化す……がエイリアンである子供たちとのほのぼのが大変微笑ましい。子供達の造形は完全に異形の生命体なのだが、読んでるうちにどんな形だろうと可愛く思えてくる。これは母である主人公と、子であるエイリアン達がお互いに愛し合っていることが文面からでも読み取れるが故であるだろう。もちろんほかの登場人物も誰もが等身大で、しかし必死に戦っているのが魅力的。
疾走感のあるサクサクとした読み味と、凄惨で残酷な世界観なのに明るい雰囲気で読後感がとても良い。もっと続きが読みたくなってくる。
なお個人的な推しはブレイドくんです。かっこいいのにかわいい。有難う作者様。