朝の庭での出来事を作者様固有の多視点で巧みに重ね、命の連鎖を鮮烈に描き出した作品。虫から核弾頭を経て鬼百合までを結ぶ構成は精巧で緻密。無限ループの世界へようこそ。
占い師をしていましたが、いろいろあって仕事を失ってしまいました。 これから何をしようかなと考え中です。 占いのお仕事をしながら思っていたことを、短歌だった…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(236文字)
その日の朝に起きたことです。とある女性が、庭にてんとう虫を離しました。鳩が、飛んでいました。するとその庭に、唐突にミサイルが落ちてきました。それを、鬼百合が見ておりました……。以…続きを読む
一気読みさせて戴きました。それだけの求心力、パワーを感じました。一見、詩のようにも思えます。こうした物語の捉え方に正解はない。一人一人が読んで出した答えが正解なのだと思います。
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