愛と哀しみが、ガラス瓶の底で踊っている

19世紀末、英国ゴースト・ストーリーに巻き込まれたのは、新米記者のウォルター
彼が目にした幽霊の真実とは――?

常軌を逸しているのに、憎めない狂紳士と、紳士の哀しい過去
なんとしても、売れる記事にしたい新米記者の奮闘

古いフィルム映画を見るかのような空気感のなかで、物語は進みます

どこまでが現実で、どこからが狂気なのか
めまぐるしく変わってゆく物語に読者は翻弄されますが、
きっと最後には、「ああ……、これでよかったのだ」と
満足のため息をつくはず

ご一読ください

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