シチュエーションがもう面白いのですが、
それ以外にも色々と畳み掛けてきます。
名前!
作家さんの命名センス大好きです。
独特のきらきらしい名前、守護霊すら責任の一端を担わされるとは…。
独特過ぎて、同じ文章上にあった落下ドリアンも名前に見えてしまいました。
さらに、一応危機に手を打った守護霊の動きを無効化した理由。
いやはや、何度かダイエットに失敗したことがある身としては、良くないのですがちょっとスッキリしてしまった。
悪い面が出ることもあるんですねえ、わたしが安泰なのもダイエットに失敗したせいかもと前向きに考えられます!(※良くない考え方です)
クスッと笑える愉快なあの世裁判コメディーです。
守護霊活動や死の責任の所在など捉え方も面白くて傍聴席に通いたいかも。
鶴元(ツルモト)亀左衛門(カメザエモン)は、子孫の守護霊をしていた
ところが、守護対象者である子孫・山本山(ヤマモトヤマ)純真蜜(ピュアハニー)が、二十歳の若さで死亡
これは、守護霊の職務怠慢であるとして、あの世の裁判にかけられることに……!
どうなる、鶴元亀左衛門!?
あの世の設定、脇キャラの作り込みがていねいで、長編の一部を読んでいるかのよう
死後の話だけれど、悲壮感はなく、「訴えられて狼狽しているおじさん」と、「若くして死んでしまって困っている女の子」の裁判のようすが、軽やかに語られます
裁判ですから、とうぜん、弁護士が登場し、それぞれの立場で、雇用主を守ろうと弁をふるいます
そこでじわじわと明らかになる事件の詳細
果たして、どのような判決が言い渡されるのでしょうか
さいごには納得の名審理でした
ぜひご自分の目で確かめてみてください
いきなり冒頭つかみから、興味津々になりました。
神や悪魔、仏や鬼達が忙しく行きかう、オフィス街中有。
その中有裁判所の裁判なんて、これは絶対、聞きたくなりますよね。
中有裁判所から呼び出しをくらった、鶴元亀左衛門。
この鶴元さんは、子孫のひとりの女性の守護霊をしていたのです。
ところが、その守護のやりかたに問題があったようですよ。
被告の守護霊と、原告の女性に、それぞれ弁護士もついて、証拠をもとに争われる裁判。
この裁判の内容が、とっても面白いんです。笑えます。
さて、守護霊の鶴元さんは、有罪か無罪か。
あの世の傍聴席へ、さあどうぞ。