死には法則性があってはいけない、って考えたことありますか? 

この物語には死神が登場します。
彼らの世界のルールは厳格です。

『死は、悪い人だけに降りかかるものではない』
『何かに気をつけていれば大丈夫』

そんな理由で「死」は避けられないのです。タイミングもなければ意味もなく、訪れることがあるのです。

ルールの中で理不尽にならないように、法則性をつくらないように死神は調整してくれるのです。

「死」の訪れについて、考えさせられそうな作品です。


ここにいる読者全員にも「死」はいつかは訪れるのですから。

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