概要
宇宙の外側って何があると思う?例えば、地球の中心に繋がっているとか
「ねぇ、宇宙の外側って何があると思う?」彼女が小声で言った。
「わからないけど、無があるんじゃない」僕は、見上げた空に浮かんだ「こと座」を見つめながら答えた。
「よく、そう言われるけど、私はそれに納得してないんだよね。だって、無が『ある』って、言葉として矛盾してるじゃん」
彼女の答えに、僕は軽く笑った気がする。彼女は続けた。
「私は、そこに空間が無いっていうのは、どこかに繋がっているってことじゃないかなって思うの」
「とても面白い仮説だね」
「そう。例えば、地球の中心に繋がっているとか」彼女が少し笑いながら言う。
「それはさすがに、飛躍しすぎじゃない」僕も声をひそめて笑う。
「でも、宇宙の外側も、地球の中心もまだ誰も見たことないんだからありえなくはないんじゃない?」
「わからないけど、無があるんじゃない」僕は、見上げた空に浮かんだ「こと座」を見つめながら答えた。
「よく、そう言われるけど、私はそれに納得してないんだよね。だって、無が『ある』って、言葉として矛盾してるじゃん」
彼女の答えに、僕は軽く笑った気がする。彼女は続けた。
「私は、そこに空間が無いっていうのは、どこかに繋がっているってことじゃないかなって思うの」
「とても面白い仮説だね」
「そう。例えば、地球の中心に繋がっているとか」彼女が少し笑いながら言う。
「それはさすがに、飛躍しすぎじゃない」僕も声をひそめて笑う。
「でも、宇宙の外側も、地球の中心もまだ誰も見たことないんだからありえなくはないんじゃない?」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「まっすぐ見て、まっすぐ言うの。光みたいにシュッて」
電車の中で出会った少女は、(恐らく)主人公の妄想に過ぎなかった
主人公は、同棲中の彼女との「ずれ」に悩んでいた
少女は四次元について語り、主人公はそれを理解しようと会話に沈んでいく
主人公と妄想の少女の会話が表すのは、恐らく、彼女との「ずれ」のメタファーだ
少なくとも、レビュー者はそう捉えた
本作品は、すべてに答えを用意してはくれない
十人読めば十人が別の感想を持ち、別の考察をするだろう
だが、それが面白い
まるで自分が、自分だけの四次元少女と対話をしているような心持ちになる
本作品を読んで、あなたは何を感じるだろうか
是非、手に取ってみてほしい