哲学×異時代転生×人間ドラマ×ホラー要素が混ざり合う独特の世界観
- ★★★ Excellent!!!
主人公・安吾が25歳の誕生日に山田方谷の意識に支配され、毎朝4時強制起床・夜12時シャットダウンの「清貧の呪い」を背負う展開が斬新。岡山弁で「贅沢は悪じゃ!」と断じる方谷と、占い依存症の母・虚無を愛する父・常識人の妹という奇妙な家族のバランスが絶妙です。
そして気になるのが、3年間の意識不明の間ずっと見舞いに来てくれた友人・イチロウの行方。方谷が「大変な目に遭われる」と予言し、怪しげなサークルの女子たちに囲まれ始めたイチロウ。第5話で方谷が探偵モードに入ったところで、いよいよ本格始動の予感。
続きが気になります。