甘さとほろ苦さを感じながら――

 主人公は大学の期末試験を三日後に控えた女性。
 彼女はカフェで試験の過去問を解きつつ、キャラメルラテを飲んでいました。

 問題集を解くのに飽きていた女性が窓の向こうを見ると、彼女が高校の時に淡い想いを寄せていた男性が。
 ですが、そんな彼の前に一人の女性が駆け寄って来て――。

 甘いのにほろ苦い。
 その対比がとても素敵で、いつまでもこの余韻に浸っていたいと思いました。

 ぜひ濃厚な物語を楽しんでみて下さい。

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