概要
生きることも忘れることも、ぜんぶ優しさでできている。空のむこうの約束。
病室のベッドで毎日を過ごす少女・ひよりは、窓の外に広がる空をながめながら、不思議な想像をふくらませていました。「空はバニラアイスの味がする」「雨の日はソーダのグミになる」——そして、いつか空のケーキを食べてみたいと夢見ていました。
ある夜、窓の外に現れた青いコートの男の子・あおと。彼がくれた「わすれんぼドロップ」をなめると、つらいことが少しだけ甘くなって、忘れられるようになります。
弱っていく体、近づく手術の日、そして冷たいのに優しいあおとの手——。ひよりは気づいていました。あおとが、もうこの世界にはいないということを。
それでも二人は、空のケーキを探す約束をします。最後の特別なドロップを手に、ひよりが選んだのは……。
ある夜、窓の外に現れた青いコートの男の子・あおと。彼がくれた「わすれんぼドロップ」をなめると、つらいことが少しだけ甘くなって、忘れられるようになります。
弱っていく体、近づく手術の日、そして冷たいのに優しいあおとの手——。ひよりは気づいていました。あおとが、もうこの世界にはいないということを。
それでも二人は、空のケーキを探す約束をします。最後の特別なドロップを手に、ひよりが選んだのは……。
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