絶望の中で灯るものは――?



一人称の語り部のようなスタイルで紡がれる物語は、文体は柔らかいのに内容が残酷で。

主人公があまりに不遇な人生を送っています。常人なら耐えきれずに、命を投げ出しているかもしれません。

その中で一筋の光のように照らしてくれる、歌があります。

それに縋るように歌うさまに、胸が締め付けられる思いになりました。


生きること、それが時に救いにならないこと。

死ぬこと、それが救いに思えてしまうこと。


重い題材を深く考えさせられる作品です。

自分の人生観が変わること、間違いなしです!

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