概要
万能のチート魔法で死亡フラグをバッキバキにへし折っただけなのに幼女なう
「世間的には、空飛ぶスマホを使いこなす、ごくフツーの高校生魔法使いだった読み手の俺が、家の都合で今日に限って封印を解かれていた、術者の願いを絶対に叶える最強にして万能のチート魔法(昔風に言うところの所謂主人公特権ってやつだな。先生の蔵書かなんかで前、読んだ気がする)で、目前に差し迫った死亡フラグをバッキバキにへし折っただけなのに、どうしてこうなったし! 忖度されすぎじゃね?」――by 魔法使いS・M
――これは、普通に生きるのには若干オーバーキル気味な君を、俺が身を粉にしてどうにかする「物語」――
ようこそ、ドキッ✨️心を読める魔法使いだらけな現代魔法(現マ)世界へ!
自慢じゃないけど、俺の人生は、満月かアルビレオみたいにほとんど完璧(パーフェクト)だった。
あの爆弾事件の日までは。
――これは、普通に生きるのには若干オーバーキル気味な君を、俺が身を粉にしてどうにかする「物語」――
ようこそ、ドキッ✨️心を読める魔法使いだらけな現代魔法(現マ)世界へ!
自慢じゃないけど、俺の人生は、満月かアルビレオみたいにほとんど完璧(パーフェクト)だった。
あの爆弾事件の日までは。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔法使いの高校生
本作は、魔法使いの高校生・宮代昴が、魔法を使ったことをきっかけに幼い女の子の姿になってしまうところから始まる、独特のテンポとユーモアが印象的な物語です。冒頭の星への願いをめぐる言葉遊びから、目覚めた昴が自分の身体の異変に気づくまで、軽妙な語り口が続きます。特に、窓ガラスに映った自分の姿を見て思わず叫ぶ場面は、本人の動揺と、声まで幼い女の子になってしまった衝撃が伝わってきて、コミカルでした。一方で、宮代家に伝わる「読み」と「顕し」という二つの魔法の説明からは、この世界に独自の魔法体系が存在することもわかり、昴が単に不思議な現象に巻き込まれたのではなく、自分の選択によって現在の状況を招いたのだと…続きを読む
- ★★★ Excellent!!!癖の強さがそのまま武器になる、近未来魔法ファンタジー
魔法が社会に組み込まれた近未来を舞台に、時間遡行、身体の異変、魔法使いの家系、アプリによる魔力解析など、独自要素が濃密に詰め込まれた作品です。序盤から語り口にかなり個性があり、主人公の思考が勢いよく流れ込んでくるため、合う人には一気に刺さるタイプだと感じました。
特に、軽妙な一人称の裏で「自分は何者なのか」「この身体は誰のものなのか」という不穏さがじわじわ広がっていく構成が魅力的です。魔法と現代技術が混ざった世界観も面白く、あなまほアプリなどの小道具に説得力があります。
クセ強めの文体、近未来魔法、謎多き導入が好きな方におすすめです。