「人生が壊れても、人はまた立ち上がれる」過労死から始まる物語に込められた再生の祈り。チートも仲間もない素のままの自分で、それでも前へ進む姿が胸を打つ。破天荒な笑いの裏に、作者の生きてていいんだよという優しいメッセージが流れている。
面白いです。何が面白いって、とにかく主人公が破天荒。かといって、主人公には主人公なりの美学があります。また、物語の中で出てくる、何とも言えないネーミングセンスや、実際に読者が物語に引き込まれる工夫など、楽しませてくれます。1話の文字数も多くなく、サクサクと読めます。是非、読んでみて、主人公と創造主にツッコミをいれてみてください(笑)
“語りの粗さ”すら世界観の一部になっている力作
気づけば、そこは見知らぬ森だった。スキルもステータスも出ない。装備は中年男性らしい中途半端な服装。ブーツに靴下なし。だが、彼は言う――「異世界でも、まず足元からだ」と。これは、ある男が「過労死」を経てたどり着いた異世界で、チートも仲間も与えられず、それでも順応していく物語。
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