破 壊 神
N
第1話 下等生物
※ この作品は素人による拙い文章の空想創作物語です。
気がつけば其処は森の中だった。
私は落ち着いて考えた。
死んだハズだろう?
過労死。孤独死。
立ち上り頭を押さえる。
自宅の部屋で私は死んだ。
天井からその死体の私を眺めた。
あれは夢?などと空想まがいな私念など無用。
事実だ。
何の未練も無い私は この後私の死体がどうなり どう騒ぎになり どう迷惑が掛かろうが知った事では無い。
葬儀 火葬 墓地 同処理され誰が執り行うのかも分からない。
既に肉体を持たない私には どうする事も出来ない。
天井を抜け高く上がっていく 確かに空だった。
見覚えのある だがさして良い記憶の無い 逆に辛く苦しい嫌な思い出の街。
私は更に高く上がった。
街の視野も広がり 学校 病院 オフィス街 高層ビル 電車 バス タクシー 人ゴミ。
全て嫌い。ゴミ。ゴミ。ゴミ。ゴミ。ゴミ。
人の皮も 人の中身も 人の魂も 全て嫌い
全てゴミ。
全ての生命において知力と言う鎖に繋がれた一番下の下等生物 人間。
自然の理から外れ 鎖である事も理解出来ず それを自慢 傲慢 過信し頂点と勘違いした反社 暴力団である人類。
星にとって癌 病原菌。星は自己治癒を使い風邪などを使うもしぶとく生き残る 今度は強い薬を投与し治癒を図る コレラ ペスト マーズ コロナ 新型コロナ。
それでも星を死滅させようと生き残る屑。
このクズどもは滅亡しない……ならば。
私は目を閉じてはいるが光の中に居た。
薄っすらと目を開けるが眩しい
誰かが見ている?一人では無い。
それは笑っているようにも感じる。
眠い………私は目を閉じた。
頭の中が沈んでいく………「あっ」と聴こえた
記憶が薄れていく………。
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