概要
バズった一つの動画が、誰かの人生を変えてしまう世界で
怪獣が出るのは、いまや天気予報みたいなもの。
被害はほとんどないが、得体の知れない存在として避難指示だけは出る。
それでも、怪獣を見に行くバカは後を絶たない。
かつて怪獣動画を投稿し、バズらせてしまった「僕」は、そのせいで起きた事故に罪悪感を抱き、危険区域へ向かう人々を止め続けていた。
そんな中、怪獣と自撮りを狙う少女と出会う。
軽薄な好奇心と、消えない後悔。
世界は簡単には変わらず、誰かの選択をすべて止めることもできない。
それでも──怪獣を見に行くバカがいるなら、止めに行くバカが必要だ。
肥大化する承認欲求と自己責任の時代に「正しさ」と「無力さ」を描く現代怪獣譚。
被害はほとんどないが、得体の知れない存在として避難指示だけは出る。
それでも、怪獣を見に行くバカは後を絶たない。
かつて怪獣動画を投稿し、バズらせてしまった「僕」は、そのせいで起きた事故に罪悪感を抱き、危険区域へ向かう人々を止め続けていた。
そんな中、怪獣と自撮りを狙う少女と出会う。
軽薄な好奇心と、消えない後悔。
世界は簡単には変わらず、誰かの選択をすべて止めることもできない。
それでも──怪獣を見に行くバカがいるなら、止めに行くバカが必要だ。
肥大化する承認欲求と自己責任の時代に「正しさ」と「無力さ」を描く現代怪獣譚。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何故人は危険とわかっている所に行きたがるのか
この世の中には怪獣がでるのが当たり前。かつて怪獣動画を投稿した僕は、そのせいで起きた事故に罪悪感を抱き、危険区域へ向かう人々を止め続けていた。それが贖罪と言わんばかりに。
怪獣が出てくる特撮物なんかだと、恐怖にかられた人々が一目散に逃げ出すシーンがよく映し出されている。逆に、怪獣に近づこうとする愚か者などほとんどいないのではないか(特撮物をもうずっと見ていないので定かではないが)。
あえて人が怪獣に近づこうとする理由はなんだろう。命をかけてまで。チキンな私にはわからないが、現代社会においても似たような話をあげることはできるだろう。そこが危険だとわかっていても近づこうとする猛者はどうし…続きを読む