野心的で構造意識の高い長編SF×学園ミステリー

タイムリープ/並行世界/走馬灯/予知と心の声/因果逆転
といったSFギミックを、「父の死への後悔」と「罪悪感の解体」という極めて感情的な核に結びつけている点が最大の強みです。
単なる能力バトルやループものではなく、

「願ったから起きたのではない。起きるから願った」
という因果反転のロジックが、物語全体を一本の太い軸として貫いています。

読み手の心に“後から効いてくる”タイプの物語でした。
強く印象に残ります。

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