豊臣秀吉の埋蔵金を題材にしたモキュメンタリーホラー。
実際の動画が目に浮かぶような、リアルで細かい描写に引き込まれる。
題材となる動画は、最近よくあるアニメ調のアバターと合成音声で作られたポップで軽い味わい。だが、話が進むにつれ徐々に不気味な雰囲気を増していき、恐怖が加速していく様が楽しめた。
見てはいけないと言われるもの、行ってはいけないと言われる場所。そこには、禁忌とされにふさわしい理由があるのだが、人間の好奇心は抑えられない。
インターネットの検索欄で、手軽に何でも調べられる時代は、人が禁忌に至るまでの過程を、危険なほどに簡単なものにしてしまったのかもしれない。
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」「近畿地方のある場所について」などのタイトルが好きな人には絶対おすすめのホラー短編だ。