勇者の物語にいない“五人目”の物語!

冒険者パーティーに「五人目」はいらない。
そう言われ続けてきた存在が、もし主人公だったら。
本作品は、才能も加護も与えられなかった者が、それでも生きようとする物語です。

主人公リースは、強くありません。
仲間から突き放され、必要とされず、
世界から「お前はいらない」と言われ続けます。

勇者の物語には、彼の名前は残らないかもしれません。
けれど、この物語を読んだ読者の心には、確かに残るのではないかと感じました。

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