甘口の醤油
- ★★★ Excellent!!!
刺身が好きだ。
刺身はどうやって食べる?
醤油とワサビ。
ソレがオーソドックス。
ある時、刺身醤油=甘口醤油の存在を知った。
甘い醤油が、刺身に絶妙に合うのだ。
もう、ソレ以外は考えられない。
このお作品。
虚味という新たな味の概念が登場する。
虚味=虚数の味覚
そして、虚味調味料は、世界を席巻する。ソレを使わないと、飲食業は成り立たなくなる。
この設定。
わたしは納得できた。
わたしは、甘口醤油が無いと生きていけない😓
刺身を塩っぱい醤油で食べるなんて、ベロベロバ〜である🤪
このお作品に出てくる主人公の父親は蕎麦屋を営んでいる。
その蕎麦屋では、頑なに虚味調味料を使用しない。
主人公は世間に取り残されないように、父親に虚味調味料を使うように説得するのだが、しかし、父親は頑として受け入れない。その理由とは?
味覚。
人間が生きる上で、とても重要な感覚。
新たな味の要素という概念。
そして、それにまつわる人間ドラマ。
とても、ステキなお作品です。
ぜひ、お読みください🤗⭐✨