概要
あたらしき平和の契りを結ぶとて握る手のうら黒きインク
ふたつの勢力が激しく対立し、互いに銃口を向け合う戦場。しかしその背後では、冷徹な手によってすべての筋書きが描かれているのではないか――そんな「この世の構造」や人間の不条理をテーマに、10首の連作として編みました。
一首一首の独立した情景を追いながらも、前半の戦場のリアルな悲劇から、後半にかけて「誰がこの劇を動かしているのか」というマクロな視点へと移り変わっていく構成にしています。目に見える争いの背後にある虚構と、翻弄される名もなき命の重みを、5・7・5・7・7の定型に託して描きました。お読みいただければ幸いです。
一首一首の独立した情景を追いながらも、前半の戦場のリアルな悲劇から、後半にかけて「誰がこの劇を動かしているのか」というマクロな視点へと移り変わっていく構成にしています。目に見える争いの背後にある虚構と、翻弄される名もなき命の重みを、5・7・5・7・7の定型に託して描きました。お読みいただければ幸いです。
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