概要
広大な海の真ん中で一人途方に暮れる私の前に現れたのは、海を渡ろうとする一羽の雀であった。スズメとの会話の合間に思い出す過去と、私がここにいる理由…。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!底へ。彼方へ。それは、存在しないはずの光。
児童文学作家のときありえさんは、「ファンタジー」の語源について、
「ギリシャ語のファンタスマ[存在しないものを存在させる意識の働き]からきている」と紹介しています。
本作「海渡るスズメ」では、「やや荒れた広大な海の真ん中に石の柱」が立ち、
そこに座す「私」と、通りすがりに私を発見した「スズメ」の対話から物語が始まります。本来あり得ないやり取りの中で、やがて明らかになっていくのは・・・・・・・。
借り物の言葉ばかり着こんでくるようで大変恐縮なのですが、ときありえさんは、
子どもが縦横無尽に「ファンタジー」を遊ぶ姿に、驚嘆しています。
同じようにといっては誤りとなりますが、私は本作で作者様…続きを読む