概要
地方神格鑑定士のやる気のないお仕事
神格鑑定局本部の華々しいドラマの陰には、地方出先機関の鑑定士たちの地味でツマラナイ仕事がある。ヘンテコな壺を使う退魔師佐久間恭二と助手の私立探偵萩原菜月のやる気なし鑑定士コンビの物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神格鑑定局 ~カミサマを探して~
神さまを探す鑑定士の仕事にも、キャリア組とノンキャリ組がいるらしく、こちらは下部組織ノンキャリ組の物語。
王道の先輩後輩、男女コンビである。
ただし後から入った女のほうが位が高い。
冒頭でラーメンをすすっている彼らはカミサマを探している。探して、そして、まことに神なのかどうかを鑑定するのだ。
鑑定方法に用いるのは、「壺」だ。
人間以外の者に対しては、「壺」が何らかの反応を示す。カミサマならばよし、もし悪霊の類であれば、その時には退魔手続きを取らなければならない。
鑑定士のお二方、どうでしょう、この方は……。
カミサマ認定して下さい。
そういって呼ばれた老人の前で、「壺…続きを読む - ★★★ Excellent!!!神格鑑定局の初心者にもおすすめです
こちらの作品はカクヨムシェアワールド神格鑑定局のために書き下ろされた短編……との事ですが、シェアワールドの設定、世界観をほとんど把握していない私の印象としまして、予習がなくても十分に楽しめる作品でした。
おそらくはそのシェアワールドのコアとなる組織の上層部(たぶんそこには魑魅魍魎と日々戦う超人たちがいるのだと思いますが)からだいぶ外れた末端構成員の視点ということになるのでしょうが、それだけ読者側に目線の高さが近く、より鮮明に作中世界の実像が描かれているような気がします。
むしろ神格鑑定局ワールドの入門編としてオススメできるのではないでしょうか。
さて本作。『探偵つむぎはだいたい寝ている』…続きを読む