概要
悲しかった。許せなかった。 それでも、死んでほしいとは思わなかった。
17年前、母はアルコール性肝硬変で「もって2週間」と告げられた。
奇跡的に命を取り留めた母は、それでも酒をやめられなかった。
仕事を失い、借金を重ね、生活保護を受け、幼い孫を一人残して酒を買いに行った。
やがて母は精神科病院に入院する。
そこで娘の私が目にしたものは、「治療」という言葉だけでは説明できない世界だった。
私は病院とのやり取りを録音し、法律を調べ、転院を求めて奔走する。
ようやく依存症専門病院へたどり着いても、母は再び酒を飲む。
治らない。
何度助けても、また戻る。
それでも母は、私にとって母親であり、孫にとって大切なおばあちゃんだった。
これは、アルコール依存症の母を「救った」物語ではない。
母を捨てず、自分も壊さずに生きる方法を、17年かけて探した娘の記録である。
奇跡的に命を取り留めた母は、それでも酒をやめられなかった。
仕事を失い、借金を重ね、生活保護を受け、幼い孫を一人残して酒を買いに行った。
やがて母は精神科病院に入院する。
そこで娘の私が目にしたものは、「治療」という言葉だけでは説明できない世界だった。
私は病院とのやり取りを録音し、法律を調べ、転院を求めて奔走する。
ようやく依存症専門病院へたどり着いても、母は再び酒を飲む。
治らない。
何度助けても、また戻る。
それでも母は、私にとって母親であり、孫にとって大切なおばあちゃんだった。
これは、アルコール依存症の母を「救った」物語ではない。
母を捨てず、自分も壊さずに生きる方法を、17年かけて探した娘の記録である。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!アルコール依存症が家族をどれだけ苦しめるか
ご家族がアルコール依存症になられた作者さまの、非常に生々しい手記。
単に辛い、大変というだけでなく、病院との戦いや施設の人々との奮闘、飲んでないと言ってるのに明らかに泥酔している母親の奇行などの様子が非常にリアルに描かれています。
アルコールとはかくも人を狂わせるものかと怖くなると同時に、自身も酒との付き合い方について考えさせられる内容でした。
また、これは気休めでしかないですが、タイトルは「救えなかった」とありますが、最期は更生の道に進むところまでサポートできたという点においては、子供としてやるべきことは十分果たしたと感じました。
結局親の面倒を見切れずに絶交というのもよくある話な…続きを読む