ご家族がアルコール依存症になられた作者さまの、非常に生々しい手記。
単に辛い、大変というだけでなく、病院との戦いや施設の人々との奮闘、飲んでないと言ってるのに明らかに泥酔している母親の奇行などの様子が非常にリアルに描かれています。
アルコールとはかくも人を狂わせるものかと怖くなると同時に、自身も酒との付き合い方について考えさせられる内容でした。
また、これは気休めでしかないですが、タイトルは「救えなかった」とありますが、最期は更生の道に進むところまでサポートできたという点においては、子供としてやるべきことは十分果たしたと感じました。
結局親の面倒を見切れずに絶交というのもよくある話なので……
この作品の執筆により、お母様を救えなかったと感じていた作者さまの気持ちが少しでも晴れることを願っています。