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概要
私には何もない。この、意地と怨みが溜まって腐ったずだ袋の他は。
正社員として働きながら、中学受験を目指す二人の子どものサポートに奮闘する瑞羽の職場に、小説家デビューを果たした楢崎が転職してくる。当たり障りなくほど良い距離感で接しようしていた瑞羽だが、楢崎は瑞羽がひた隠す『元芸能人』という過去を看破し、取材を申し込んでくる。瑞羽は十四歳で芸能界デビューを果たし、ブレイクすることのないまま二十代半ばでひっそりと引退した元アイドルだった。瑞羽は楢崎の再三の依頼に根負けし、スランプ中の彼女の創作に協力することになってしまう。けれど次第に甘えと依存が高じてくる楢崎の態度に嫌気が差していき……
2作目が出せない燻り作家 × 理性で過去を清算した元アイドルの業と執念
2作目が出せない燻り作家 × 理性で過去を清算した元アイドルの業と執念
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