少年が恋をして大人になって夫になって父になっておじいちゃんになって、秋の夕暮れ時に一人、待ち人を思慕する短歌集です。少年時代からのアルバムを1ページずつめくっていくような感覚で読めます。紹介文にもある「すぐに行くからゆっくり来てね」について、一読したとき「あれ?」と思ったのですが10首目で疑問というか違和感は氷解しました。「ああ、そういうことか」と納得しつつも切ないのです。
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